2015年02月02日

冷戦時代幻だったマカロフ

冷戦時代幻だったマカロフ
おはようございます。昨日KSCマカロフを入手したことを少し書きましたが。
今日は私なりにもう少し記事を書きます。発売直後から相当売れているようで品切れになるお店もある中で私は昨日アメ横にある。マルゴーさんで入手しました。

ガスブローバックとてのレビューは既に多くのミリブロガーの方が書かれているので私の記事は、GUNくつ王のモデルガンとの比較を混ぜて書いていきます。

 GUNくつ王のマカロフについては、こちらをご覧下さい。設計者のマカロフ氏についても触れています。

冷戦時代幻だったマカロフ
左がGUNくつ王のマカロフで右がKSCです。当然ですが。よく似ています。
冷戦時代幻だったマカロフ
GUNくつ王のもは、1966年製でKSCが1975年製の刻印があります。余談ですが以前も書いたことありますが。私の憶測で恐らく日本人が最初にマカロフを国内で目にした機会は上陸したマカロフの実物第一号は、ベレンコ中尉亡命事件の時にベレンコと共にやってきたものだと思います。
冷戦時代幻だったマカロフ
ソ連軍に配備された実物をみて射撃もしたことありますがボディの色合いはKSC、グリップはGUNくつ王ですね。近いのは。
GUNくつ王のマカロフで不満点だった。実物とかなり位置が違うスライドストップもよい位置についています。

冷戦時代幻だったマカロフ
両者最大の外見上の違いは何かというとズバリ大きさです!
上がGUNくつ王なのですがKSCより大きいのです!実物があれば三者で比較できますが手元にはない(当たり前w)比較できませんがKSCサイズがより近いでしょう。

冷戦時代幻だったマカロフ
TT33(トカレフ)との比較です。このトカレフは。KSCのガスブロは持っていないので今は亡きハドソン製です。
トカレフの後継として作られたのがマカロフですがグリップやトリガー位置。スライドの引きやすさなどではトカレフが勝と思う人もいると思います。
トカレフはブローニングタイプのショートリコイルでマカロフは、ストレートブローバックなのでスライドを引きはマカロフのが硬いかもです。


冷戦時代幻だったマカロフ
セーフティ。ワルサーPP等とは逆で上げデコッキング下げて解除ですが。私はこの方が使いやすいと思います。

冷戦時代幻だったマカロフ
マカロフの特徴でもある妙に小さなエジェクトポートもよくできてます。
冷戦時代幻だったマカロフ
マガジンキャッチがかなり硬いです他の方のレビューでも触れられていたので個体差ではなさそうです。
まだ家でいじっただけなのでやっていませんがゲームなどで使われる方は、マグチェンジの際バルブをマガジンキャッチで押さないよう気をつけたほうがよいかもしれません。起こりうると思います。
冷戦時代幻だったマカロフ
ワルサーPPKと比較。マカロフがこの銃から影響を受けたのは間違いないとは思いますが。構造的に差異も多くコピーとは言えないでしょう。
私の主観では、グリップの握りやすさ。トリガー(特にダブルアクション)のスムーズさセーフティの使いやすさなどでは、マカロフが優っていると思います。もし護身用にどっちか選べと言われたら。迷わずマカロフを選びます。

冷戦時代幻だったマカロフ
ガスブロでは、今や当たり前ですが御多分に漏れず実物と同じ手順で通常分解ができます。
冷戦時代幻だったマカロフ
ソビエト製のマカロフ用のホルスターです。
冷戦時代幻だったマカロフ
このホルスターは1971年製です。これはソ連製ですが。正直いって質は、東ドイツ製のがよいと思いますw
問題なく収まります。なお今のロシアでは、西側のように樹脂製のホルスターでブラックホークなどと同じように素早く抜けるものも製造されています。
冷戦時代幻だったマカロフ
マガジンには実物にはないリップがあるのでマガジンが収まるか気になりましたが問題なく入りました。

さてこのKSCマカロフは、ソ連軍向けに製造されたものをモデルアップしていますね。一番スタンダードなスタイルなので当然でしょうが。
実物には結構バリエーションもおおくあります。一例は、ソ連崩壊後に民間向けにつくられたコマーシャルモデルとか。
あと共産党の書記長と海外の元首がモスクワで会談した場合などは。記念モデルなども作られました。

今後バリエーション展開はありますかね?
今回のマカロフは、完全な新規の製品ということもあり発表から発売まで長かったですが力作に仕上がっています。
しいていえばトリガーが黒すぎるのが粗探しといえば粗探しです。

発売を待っていたかたも多いらしく品切れしているお店もあるようです。東側の銃はAK以外どうも馴染みは薄いかと思いますが。
私の贔屓目も入っているのは否定できませんがこのくらすのオートとしては、最良のものの一つだと考えます。
トリガーのスムースさは、PPKやSIG、ベレッタを凌駕します。






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Posted by コウ  at 07:45 │Comments(0)ガスブローバック

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